「感動」を通して人と人とがつながる
文化を作ること。
令和元年 味噌人会(みそろく)会長:三浦和也
地元岡崎の「八丁味噌」の仕込み桶として
150年以上使われた古い桶を再利用して、
六尺六寸(直径約2メートル)の大太鼓作り、
新たな祭り文化を生み出す一大プロジェクト!
仕事柄、全国各地の多くの祭り文化に
関わらせていただき、
本当に日本にはすばらしい
祭りがたくさんあることを知りました。
すばらしい「祭り」には共通してそこには、
人と人のつながり
人と自然のつながり、
人と地域とのつながり、
歴史を越えた先祖とのつながりなど
これまで日本人が大切にしてきた
これまで日本人が大切にしてきた
「つながり」があったんです。
そんな祭りを地元岡崎にも作りたい!
そんな壮大な想いで平成29年(2017年)
そんな祭りを地元岡崎にも作りたい!
そんな壮大な想いで平成29年(2017年)
このプロジェクトは立ち上がりました。
ここ岡崎でしか成しえないモノ、
ここ岡崎でしか成しえないモノ、
歴史と文化を後世に伝えられるモノ
人と人とがつながるモノを軸に生まれたのが、
人と人とがつながるモノを軸に生まれたのが、
みんなで作る祭り「味噌六太鼓」です。
一人では決して成しえない
大きなことに挑戦することで、
そこに「助け合い」、「協力」の精神が生まれ、
そこに「助け合い」、「協力」の精神が生まれ、
心動く「感動」を通して
人と人とのつながりや大切さを
人と人とのつながりや大切さを
感じられる場所が生まれます。
「祭り」とは、心動く「感動」を通して
「祭り」とは、心動く「感動」を通して
人と人との関わりを深く感じられる場所。
歴史を越えて受け継がれている「祭り」には、
日本人が決して忘れてはいけない
歴史を越えて受け継がれている「祭り」には、
日本人が決して忘れてはいけない
そういう大切な「文化」が宿ると強く感じます。
味噌六太鼓を通して、
これからもたくさんの「感動」と「文化」
を
育んでいきたいと思っています。
★平成29年 味噌六1号完成
(カクキュー八丁味噌、明治初期の古桶)
★平成30年 味噌六2号完成
(カクキュー八丁味噌、弘化2年の古桶)
★令和元年 味噌六3号完成
(カクキュー、まるや2社の八丁味噌桶)
味噌六太鼓台とは
八丁味噌を醸した味噌桶材を再利用し、
徳川家の家紋である三つ葉葵の入った太鼓を
「味噌六太鼓」と申し、
その太鼓をご神体として
担ぎ棒の上に鎮座させたのが
「味噌六太鼓台」です。
全国各地から天下泰平(平和)を
願って
人々が集い、
太鼓台の担ぎあげを行う祭礼行事です。
徳川家康公が築き上げた江戸期は、
265年以上続き
長期安定政権の基盤を確立し
「元和偃武」とよばれる平和な時代を築きました。
家康公が江戸城に入城をした
天正18(1590)年「8月1日」
(八朔・はっさく)を祝い、
味噌六太鼓台を担ぎ上げます。
味噌六太鼓台のもとに、
人々が集い協同し担ぐことで
地域・国・宗教をも超えて繋がり、
一つになる事で平和を祈願します。
まつりに迎えた人々は、
担ぐほどに穢れを祓い次第に神化し
太鼓台は神の依り代となり、
神を囃す役割を担う味噌六太鼓の
軽やかな音色と、
担ぎ手の掛け声とともに
さらに一体化し
見る者やすべての人・物と繋がっていきます。
これらを通じて世代間及び地域を
超えた交流が盛んに行われることで、
人・物のコミュニティの形成の一端を担い
人と人とが協同し繋がる喜びを育み
平和への架け橋の一端を担っています。